走行距離4620㎞ 違反キップ
はじめての違反キップ。
右折禁止の看板に気づかなかったの。
目の前の横断幕に気づいた時には、警官が光る棒を振って私とかぶなりちゃんをとめた。
「右折禁止ですよ」
(え、見てないで曲がる前に注意してよ…あなたさっきからこっちみていたじゃない…)
「そうなんですね、気づかなかった…ごめんなさい。」
「曲がる前に一時停止しました?」
「しましたよ。危ないもの。」
「それなら確認できますよね。一呼吸おいて、しっかり標識を見てください。標識も、横断幕もありますよね。」
「そうなんですね。(うん、だから見てたなら曲がる前に注意してよ、ウインカー上げてたんだから…)」
「お時間ありますか?」
(え、何されるの怖い)
「お時間ないです…いや、次から気をつけるのでホント…」
「見逃しとか出来ないので。10分くらいですがお時間ありませんか?」
(すんごい「お時間ありませんか」って言ってくる(•○•)エー!!)
「さ、3分くらい、なら…(てかそれ以前に見てたなら曲がる前に注意してよ…絶対見てたよね)」
「3分…またあとでここに来てもらうことになりますがそれでいいですか?」
(え、いやです。観念します。)
「いや、大丈夫。少しなら頑張ります…。」
と。
そんな訳で私はゴールド免許から点数を引かれたのでした。
点数とか、実はよくわからなくて。
手続きをしている間中、私が右折禁止のところで右ウィンカーを上げて左右確認している所をみていつつも注意せずに曲がったのを確認してから捕まえた警官に点数の仕組みを教わったのである。
点数とは6点あるらしく、それが減算されてゆく。
引かれる点数は違反の種類によって違いがある。
点数が0になったら免停、つまり免許の効力を停止して、その間は運転が出来なくなる。
ただし、点数が引かれても3ヶ月の執行猶予中に無事故無違反だったら引かれた点数は復活するらしい٩( ᐛ )و
次の免許はゴールドではなくなるかもしれないけれど。
免許の不細工な写真を変更できるスパンが短くなるのは嬉しいかも\\\\\\ ٩( 'ω' )و ////
痛いのは、罰金。
「罰金いくらですか?」
「五千円ですかね。」
(もぞもぞ…お財布から現金を出して渡そうとする私)
「あ!ここでは支払いが出来ないので、支払い用紙をお渡ししますね」
(•○•)エー!!
「えっ。わ、わかりました。ネット決済できますか?」
「いえ、郵便局か銀行でお願いします。」
(•○•)エー!!
しかもコンビニでもできない(•○•)エー!!
国を挙げてキャッシュレスを奨めているのに交番でキャッシュレスができないなんて。
「わ、わかりました。お忙しいところお時間とらせてしまって申し訳ないです、申し訳ない…」
「いえ!こちらこそお時間とらせてしまい申し訳ございませんでした。」
あなたに本当にその気持ちがあるなら、私が間違える前に止めてくださいよ。だって見てたじゃない…!!
「いえ、意図的ではないとはいえルールを守れなかったのは私なので。ごめいわくをおかけしました。」
・・・翌日、すぐに郵便局で支払いを済ませました。
これは一週間以上前の出来事なんだけど、まだ、強い気持ちが残ってる。
なんで見ていたのに、注意をせずに違反をするまで待ってから取り締まりを行ったのかな…って。
ガッデム。