走行距離4810㎞ moimoi
人生を共にあゆむと。
そう思っていたヒトとお別れしたのは4810㎞。
今年は…
大切な愛犬が旅たち、
嵐も活動休止を活動休止を発表し、
最愛の伴侶とおわかれだ。
私はなにかそんなに悪いことをして生きてきたのかなぁ。何もこんなに大切なものをさ、いちどきになくさなくったっていいようなものだけど。
でもたぶん、形を変えてはね返ってきたんだ。
私が誰かにしてきたことが。
それが故意だろうと、恣意であろうと、無意であろうと。
きっとね。たぶんそう。
だからこれからは、より一層真っ直ぐに生きていこう。
武士は食わねど高楊枝。
欲しがりません勝つまでは。
なきむしの私を乗せ、カブなりは走る。
「ねぇさん。あいつ、いなくなるの?」
「いなくなるような、ならないような?」
「そ。」
「私にとっては兄のような、弟のような、親のような、先生のような、生徒のような、大親友のような、家族のような。そんな、不思議な存在でい続けると思うよ。」
「そう。」
「………たぶんね。」
「そうだね、絶対はないね。」
「しょじょうむじょうってヤツかね。」
「しょじょうむじょうってヤツだね。」
「さみしくなるね」
「オレ、あいつがオレのことつつくの、くすぐったかったんだけどなぁ。いたずらっぽく笑ってさ。」
「………そうだね。」
さあ、新しい未来はどんな景色が待ってるかな。
幸い名曲Lemonのようにはいかない。
言えずに隠してた暗い過去も
あなたがいなきゃ永遠に昏いまま
なんてことはないのだ。
この際だから、昏い過去も明るく照らしてこ。
これからは、
未来の話をしよう。
またね。
走行距離4620㎞ 違反キップ
はじめての違反キップ。
右折禁止の看板に気づかなかったの。
目の前の横断幕に気づいた時には、警官が光る棒を振って私とかぶなりちゃんをとめた。
「右折禁止ですよ」
(え、見てないで曲がる前に注意してよ…あなたさっきからこっちみていたじゃない…)
「そうなんですね、気づかなかった…ごめんなさい。」
「曲がる前に一時停止しました?」
「しましたよ。危ないもの。」
「それなら確認できますよね。一呼吸おいて、しっかり標識を見てください。標識も、横断幕もありますよね。」
「そうなんですね。(うん、だから見てたなら曲がる前に注意してよ、ウインカー上げてたんだから…)」
「お時間ありますか?」
(え、何されるの怖い)
「お時間ないです…いや、次から気をつけるのでホント…」
「見逃しとか出来ないので。10分くらいですがお時間ありませんか?」
(すんごい「お時間ありませんか」って言ってくる(•○•)エー!!)
「さ、3分くらい、なら…(てかそれ以前に見てたなら曲がる前に注意してよ…絶対見てたよね)」
「3分…またあとでここに来てもらうことになりますがそれでいいですか?」
(え、いやです。観念します。)
「いや、大丈夫。少しなら頑張ります…。」
と。
そんな訳で私はゴールド免許から点数を引かれたのでした。
点数とか、実はよくわからなくて。
手続きをしている間中、私が右折禁止のところで右ウィンカーを上げて左右確認している所をみていつつも注意せずに曲がったのを確認してから捕まえた警官に点数の仕組みを教わったのである。
点数とは6点あるらしく、それが減算されてゆく。
引かれる点数は違反の種類によって違いがある。
点数が0になったら免停、つまり免許の効力を停止して、その間は運転が出来なくなる。
ただし、点数が引かれても3ヶ月の執行猶予中に無事故無違反だったら引かれた点数は復活するらしい٩( ᐛ )و
次の免許はゴールドではなくなるかもしれないけれど。
免許の不細工な写真を変更できるスパンが短くなるのは嬉しいかも\\\\\\ ٩( 'ω' )و ////
痛いのは、罰金。
「罰金いくらですか?」
「五千円ですかね。」
(もぞもぞ…お財布から現金を出して渡そうとする私)
「あ!ここでは支払いが出来ないので、支払い用紙をお渡ししますね」
(•○•)エー!!
「えっ。わ、わかりました。ネット決済できますか?」
「いえ、郵便局か銀行でお願いします。」
(•○•)エー!!
しかもコンビニでもできない(•○•)エー!!
国を挙げてキャッシュレスを奨めているのに交番でキャッシュレスができないなんて。
「わ、わかりました。お忙しいところお時間とらせてしまって申し訳ないです、申し訳ない…」
「いえ!こちらこそお時間とらせてしまい申し訳ございませんでした。」
あなたに本当にその気持ちがあるなら、私が間違える前に止めてくださいよ。だって見てたじゃない…!!
「いえ、意図的ではないとはいえルールを守れなかったのは私なので。ごめいわくをおかけしました。」
・・・翌日、すぐに郵便局で支払いを済ませました。
これは一週間以上前の出来事なんだけど、まだ、強い気持ちが残ってる。
なんで見ていたのに、注意をせずに違反をするまで待ってから取り締まりを行ったのかな…って。
ガッデム。
走行距離4286㎞ 愛犬の長いお出かけ
愛犬が、長いお出かけに旅立ちました。
かぶなりといっしょに夜間救急まで愛犬を運んだ夜から、突然の闘病生活が始まりました。
そして21日の朝、愛犬は肉体から解放されました。
今は自由に、好きなものを食べて。
今は自由に、好きな場所について来るでしょう。
また、かぶなりといっしょにお出かけしようね。
あいちてるよ。
走行距離3700~3997㎞ 一生で一番
元気だった愛犬が難病になり、
一生で一番つらい。
もうすぐ4000㎞という節目なのに、ちっもワクワクできない。
ごめんねかぶなり。
泣く場所をくれて、
私のスケジュールを助けてくれてありがとう。
走行距離3586㎞ セルフでおなかいっぱい
いきつけガソリンスタンドは閉店するのが早く、泣く泣くセルフのスタンドへ。
ひとつひとつ確認しながら給油をしていく。
「レギュラー、満タン(`・ω・´)キリッ」
こっそり呟きながらトリガーを引く。
ジョジョジョジョジョ…………
| ω•́) .。oO( これって確か、満タンになったら勝手に止まる気がする
ジョジョジョジョジョ…………
|ω・`)💦.。oO( 勢い衰えないけど…なんかこのタンクの中のバーより下までしか入れちゃいけなかった気がする…
ジョジ(•○•)エー!!……カシッ!(トリガー離した)
| ‾᷄ᗣ‾᷅ )੭⁾⁾ぁあ
あれ、勝手に止まるもんじゃなかったっけ…
ふとパネルを見ると、
衝撃の【給油目安100ℓ】(•○•)エー!!
よく分からないけど、危なかった気がする。
かぶなりちゃん、そんなにごはん食べられないもの。
レシート確認、給油3.58ℓ。
ちなみにかぶなりちゃんの燃料タンク容量は4.3ℓ。
あやうく逆流性食道炎起こすところだった。
やれやれ、命拾いしたぜ。
走行距離3577㎞ まるいひかり
かぶなりのヘッドライトは、まるい。
お寺の裏の暗い道を走る時。
ヘッドライトのまるい輪郭が、
ぼんやり大きく樹の幹に描かれて、
かぶなりちゃんと自分だけの特別な世界にいるような不思議な感覚に包まれる。
なんだかすごく綺麗で、
ちょっとだけ特別な時間。
これで夜道も怖くない。